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VICKERS VALIANT Mk.I


キット説明

MIKROMIR 1/144
ビッカース ヴァリアント Mk.I

完成日

2021年5月30日

製作期間

1ヶ月


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5月に開催されたTwitterでのイベント「#英国祭り」に参加した作品です。

個人的にはイギリス機は結構好きな機体が多く、近年エアフィックスが出した1/72戦闘機のニューキットもあったのですが、今回はちょっと変化球。
前から作りたかった、3Vボマーの一角、「ビッカース ヴァリアント」での参加とさせて頂きました。

メーカーはミクロミルというウクライナのメーカーで、私は初挑戦。
どうやら簡易インジェクションらしいです。
1/144で3Vボマーを揃えようとすると、他の2機はピットロードが出来の良いキットを出してくれていますが、ヴァリアントだけは人気がないのか国内では出ていません。
調べると1/144ではこのキットが唯一らしく、なかなか手に入らなそうに思えたのですが、意外なことに近くの家電量販店で見つけてビックリ!
購入しておいたものを、ちょうど開催された英国祭りで出陣と相成りました。

簡易インジェクションということで、基本的な接合部のすり合わせとかは必要でした。
また、透明パーツの出来が良くなかったので、塩ビ板のヒートプレスに置き換えました。
それ以外は、ディテールはかなりしっかりしていたので、ざっとタガネでなぞったぐらい。

かなり繊細なエッチングパーツが付いてますが、主翼のタービュレイターを一つ一つポン付けするのは辛いので、エッチングは使わずプラ板としました。
ちょっとこの辺の設計は強度無視な感じです(笑)。
また、デカールも非常にニスが薄くてデリケート。
しかし、細かな注意書きも再現されていて、特に機体下面の精密感は脚周りの造形と相まってなかなかのモノです。

初心者にはお勧めできるキットではありませんが、ある程度腕に覚えのあるモデラーさんで1/144で3Vボマーを揃えよう!という方にはぜひ挑戦して頂きたいキットでした。


ちなみに少し実機のお話。
純白に蛇の目が非常に美しいのですが、実はこのヴァリアントは英国唯一の核兵器を投下した機体。
全面白の塗装は、核の閃光から自らを守るためと思われます。
"死の白鳥"と呼ばれるB-1と同じですね。
私が生まれる頃にはもう既に退役していたこの機体ですが、そう思うと純白の機体も少し違って見えてくる気がします。

COLORレシピ

白 : M#311
グレー : M#317
(M#はMr.カラー)

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