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F3H-2 DEMON


キット説明

SWORD 1/72
F3H-2 DEMON 'VF-31 Tomcatters'

完成日

2022年4月1日

製作期間

1ヶ月


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Twitterで2022年2月から3月にかけて行われた、「#春のアメリカ艦載機祭り」。
こちらに、レギュレーションギリギリな古い機体、F3H-2デモンで参加しました。

キットはソード製。
自分が生まれる前の機体で、あまり詳しくは知らないのですが、何となくF-4ファントムに似てるようでちょっとずんぐりした趣が気になってて、購入しておりました。

ディテールはそこそこシャープな感じで案外良さそう、とのファーストインプレッション。
しかしそこは簡易インジェクション(割と後で知った)、合わせ目の段差こそ少ないものの、組立は苦労することも多々ありました。

大きなところだと、主翼の接合部がショボいダボでしっかり組むために金属線接続が不可欠なこと、機首と胴体の接合がキツすぎ、削り合わせが必要なこと。
前者はうまくいきましたが、後者は削り合わせが足りず、強引に合わせたため、スミ入れの段階で応力に耐えきれず胴体下面にヒビが入ってしまいました。
やはりこの手のキットは、丁寧な仮組み・すり合わせが不可欠なようです。

主翼のウイングフェンス&バリアキャッチャーや、インテーク内の境界板は、キットにはエッチングパーツが付属しています。
今回、加工のしやすさを優先して、エッチングは使わず、薄手のプラ板を加工して使用しました。
接着などの作業は楽チンでしたが、やはり強度の点で難あり、ちょっと破損したり曲がったりしてしまいました。
まあこれは自分の取り扱いと調整不足が大きいのですが(苦笑)。
自分の技量だと、精度や効率よりももう少し強度に重きをおいた方が良いのかも、という教訓でした。

強度面で言うとかなり怪しいのが、前脚の改修。
キットは、主脚はそれっぽい出来なのですが、前脚はかなり省略されていて、もの足りず。
真鍮線やプラ材で、出来る限りのディテールアップを施しました。
これまた非常にデリケートなシロモノになってしまいましたが、構造的には結構再現できたかな?

スジ彫りディテールは元々割とシャッキリしてましたので、スミが流れやすいようにモデリングスクライバーで軽くなぞって、部分的にリベットを打ってみました。

後はデカール。
ニスは薄くマークセッターも良く効きましたが、インク層が厚くスジ彫りに馴染みにくかったです。
蒸し綿棒でグイグイ押し付けました。
垂直尾翼左面、タミヤのマークフィットのスーパーハードを塗って食事して戻ってくると、細かいブツブツとシワが...(泣)。
ほったらかしでもあまり良くないのでしょうか。
半ツヤクリアーコートで目立たなくはなったものの、デカールワークは毎回なんかやらかしてます。
まだまだ精進が足りませんね。

とまあ色々失敗もありましたが、デモンの独特なフォルムが立体になって、完成品を前にニヤついてます。
出来のいいキットを美味しく頂くのも楽しいですが、苦労を金で買うのも悪くはありません。
たまにはね(笑)。

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