AOSHIMA 1/350
海王丸
2017年1月14日
9ヶ月
ふと、普段作らないような大人っぽい模型が作ってみたくなり、以前から気になっていた海王丸の製作を始めました。
元は今井科学のキットらしく、古いキットですがディテールはなかなかカッチリしており、見ごたえがあります。
キットそのものは日本丸とのバリエーション展開されたキットで、細部では海王丸を正確に再現できてない部分もあるようです。
今回は細部の考証にこだわらず、現在富山県で公開されている姿をモチーフにして製作しました。
やはり、新しいジャンルの模型は作業が新鮮で楽しい!
そして何といっても、帆船模型の醍醐味はロープ張り!
キット付属の糸は少々太目だったので、手芸屋で買ってきた木綿糸でロープワークを行いました。
マストに上るための縄梯子の部分、いわゆるシュラウドは、横糸をチマチマと瞬着で接着して再現。
ここにかなりの時間を費やしましたが、帆船特有の雰囲気が出せたと思います。
その他、ネットの写真を見ながら、インスト指定+αでロープを張り巡らせました。
他のジャンルのプラモ製作では行わない作業なので、結構楽しめました。
ただ、一部のロープが若干たるんでしまったのは残念!
この辺りは経験不足、なかなか上手に張るのは難しいですね。
船尾の日の丸は、キットについている紙ではなく、コピー用紙に赤丸をインクジェットプリンタで両面印刷したものを使いました。
赤が鮮やか過ぎないのも、スケールエフェクト的に丁度いい感じ。
今回このキット、個人的には帆がバキュームフォームで成形されていたのが都合が良かったです。
帆が布製だったら、さすがに製作に踏み切れなかったかも。
帆には、Mr.ウェザリングカラーのグランドブラウンでうっすらと汚しを入れてみました。
綺麗さよりも実感を取った結果ですが、この辺りは好みかな?
■船体(白) : M#GX1+フラットベース(半ツヤ)
■船底(赤) : M#3+フラットベース(半ツヤ)
■マスト(オレンジ) : M#109+M#59+M#62+M#33(微量)
■甲板(茶) : M#321→M#22ムラ吹き→M#321ムラ吹き
(M#はMr.カラー)