FUJIMI 1/72
陸上自衛隊 81式短距離地対空誘導弾 射撃統制装置/発射機
高射教導隊第1高射中隊所属
2022年6月18日
2ヶ月
発射機(格納状態)
発射機(展開状態)
射撃統制装置(格納状態)
射撃統制装置(展開状態)
昨年参加させていただいたTwitter模型総火演、今年も「Twitter模型総火演2022」として開催されました!
昨年の74式戦車に続き、今年はフジミの「81式短距離地対空誘導弾 射撃統制装置/発射機 3両セット」(長い!)で参加しました。
ネットに画像がゴロゴロしてるほどメジャーな装備でもなく、キットの精密度も充分なので、素組みでサックリ仕上げました。
いや、サックリではないですね...。
1/72スケールなりの細かい部品がどっさり、しっかりパーツ分割されていて、しかも3両分!
素組みでもかなり製作カロリー高かったです。
でもどっさりパーツは実は未使用パーツが多くて、かなり余りました。
3トン半トラックとのコンパチのため、だったようで。
あとこのキット、謎にアンダーゲートが多用されてまして。
しかも、凸ダボのすぐそばにゲートがあったりして、部分的に処理しづらい箇所がありました。
一部のダボは切り飛ばしちゃいました。
作る側からしてアンダーゲートにメリットがあるようには思えなかったんですが、どんな理由だったんでしょうか...。
それを除けばフジミスタンダード、バッチリ再現の小気味良い精密模型が完成しました。
デカールの細かさも相変わらずの老眼泣かせ(苦笑)。
フジミさんの陸自車両に対する熱い情熱を感じます。
でも、細かすぎて貼るの相当大変なので、面倒な人は遠慮なくはしょっちゃって良いと思います。
一番小さいデカールが0.3mm×0.5mmとか、尋常じゃない(笑)。
陸自装備お馴染みの緑と茶の迷彩塗装ですが、過去作だと10式は明るすぎ、前回の74式は少し暗くしすぎたような...。
なので今回の81式では、クレオスとタミヤの陸自カラーを使って、中間くらいの明度になるよう気を付けました。
今回は、おおむね狙った明度が出せた気がします。
緑と茶、それぞれ塗り分けた後でグラデーションをかけているのですが、茶色の方は明度差が少なくてあまりグラデの効果が出ておらず。
次回はもう少し調整してみます。
■迷彩(緑) : 濃:M#TC07+T#TS-91→淡:T#TS-91
■迷彩(茶) : 濃:M#TC08+T#TS-90→淡:T#TS-90
■OD色 : T#LP-64
(M#はMr.カラー、T#はタミヤカラー)
最後に、発射機の誘導弾格納箱を止めるベルトを100均のマスキングテープで自作しました。
ちょこっとお手軽工作でリアリティも演出できて満足♪
残念ながら締切には間に合いませんでしたが、少々遅れて無事完成!
トラックベースの車両ということで、MBTとはまた違った雰囲気・製作過程を味わうことができました。